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2006/04/27 (Thu) 声聞界。
 肩が痛い。右肩が。肩こりのような筋肉の痛みではなく、神経に響く感じの鋭い痛み。昔から、冷たいものや炭酸を短時間で大量に摂取したら同様の痛みが走っていたけれど(これはこれで意味不明)、今回は朝からずっと。滅入ります。
 右の使い過ぎでしょうか。ペン、箸、洗面器、歯ブラシ、しゃもじ、ヘラ、電子辞書、マウス…右ばっかだ。そして、最もズシリとくるのが、鞄。今日から反対側にかけることにしました。あと、風呂に入る時に肩まで浸かってない!これじゃあ温泉のツブが効きません。ただ、肩まで浸かろうとしたら今度は腰痛めそうな姿勢になるんだなぁ。どっちを取ろうか。

 木曜日の午前中は、比較文学、文学と共通科目コンビです。その中でも、文学が面白い。今授業で取り扱っているのは、絵解き。この絵解きってのは、壁面や襖などに描かれた仏画や寺社縁起の絵巻・掛幅絵を棒で指し示しながら解説・説明する芸能のことで、古代インドに起こり、中央アジア・中国・朝鮮半島を経て、やがて日本に流伝されたものです。
 んで何が面白いってことですが、これに使われる絵巻なんですね。巻物っつったらまぁみなさん容易に想像できるでしょう。で、絵巻っつうのはその巻物に絵が描かれてるもの(そのまんまだ)なんですが、これはストーリーを持っているのですよ。そもそも巻物の読み方は、読者が座って床か机に巻物を置き、スルスルと開いて、それを読み終わったら読んだとこから巻き巻きしてまた新しいとこをスルスルとって感じなんですね。何かに似ていると思いませんか?…そう、漫画です。好きな時に好きなだけ好きな部分を読める。漫画の原点ってのはここまで遡るわけです。
 さらに、物語性を持つ絵というものは、結構珍しいもので、西洋では在り得なかったものなんですね。西洋では美術と文学が明らかに区別される傾向があります。例えば、絵画展などを思い浮かべていただければよくわかると思うんですが、西洋の絵って額縁でしっかり囲まれてますよね。あれって、作品世界の中から文字を排除する目的もあるらしいんですよ。作者のサインは仕方ないものの、タイトルだって絵の下にプレートがあったりして、作品中には絵の解説や台詞なんてありませんでしょう?まぁ、最近の作品には例外というものも存在しますが。
 また絵巻の話に戻りますが、アート面では既にカメラアングルなどの工夫が見られるぐらいに洗練されてるんです。カラフルだし、人の表情なども実に豊かに描かれており、見てるだけで楽しめます。そして文学面。つまりストーリー。これは色々な伝説がもとになっており、結論を言ってしまえば○○上人はすごい、○○教はありがたいなぁという宗教の話になってしまうんですが、そこに至るまでがとても面白いんですよ。女の人が竜になったり火を吹く大蛇になったり、めちゃめちゃ人間味のある人物も登場しますし、絵解きを聞いてると数十分があっという間に過ぎてしまいました。絵解きしてくれる坊さんも話上手で引き込まれますしね。
 最後に強引な感じで「○○教の○○さんのおかげで成仏できました。○○のお経はご利益があるなぁ」ってのさえなければもうちょっと詳しく勉強してみたいと思う程の魅力を感じるものでした。おしまい。
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