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2006/10/19 (Thu) 2006年10月19日(木) 入院日記02 手術。
 病院の朝は早く、6時には活動が始まりだす。自分も一旦起きたものの、することもないし、ベッドで横になって夢と現実の境を行き来していた。朝の検診では、前日少し高かった血圧(自分でも認知できない部分で緊張していたのかもしれない)も110台の70台という数値まで下がり、体温は平熱。この環境にも慣れたのかな。

 朝ご飯は食べることが許されていたので、全部食べた。ごはん 200g、味噌汁(豆腐・茄子)、白菜煮浸し(揚半)、のり佃煮、牛乳、バナナ(朝)、というメニュー。
 そして9時を過ぎ、食事規制が始まった。可能なのは、水、お茶、スポーツドリンクのみ。これは13時まで。食事規制と同時に、看護師が、左手の甲にシールを貼っていった。これが噂のペンレスらしい。これで痛みが和らぐだなんて、信じられない。
 お昼を過ぎて2時間ぐらい経ったころ、母親がやってきた。そして、15時から手術室へ連行。とは言っても、己の足で歩いていく。これまでの手術経験は、0歳の時に何かを切ったらしい、というものだけなので、自分にとっては初めての手術。医療ドラマで見るような機器に囲まれたところじゃあなかったけれど、やっぱり、手術室、という雰囲気。最近の日本の歌が流れている部屋の中央に、十字架のような台が一つ。見慣れた顔の人と、初めて会う人が数人。頭に、割烹着の帽子のようなものをかぶり、台に寝る。右手に血圧を測る装置、胸に心電図、左手の甲に点滴を繋ぐ(本当に痛くなかった!お姉さんが1回ミスって刺し直したが、それでも全然)。腕を固定し、足を固定し、身動きが取れなくなったところで、麻酔医が一言、「眠たくなる薬入りまぁす」。今となっては鮮明に思い出せないが、目の前がぼやけ出してから数秒で眠りに落ちたと思われる。死ぬ瞬間がこんな感じだったらいいな、と考えたことは覚えている。
 目が覚めるのが先か、動くのが先かわからないが、気がつくとゴロゴロと動くベッドの上に寝ていた。看護師の人と一言二言話をしたが、よく覚えていない。そのままもう一度寝てしまったと思う。次に目が覚めると、角部屋の角ベッドにいた。右手に血圧を測る装置と血液中の酸素濃度を測る装置、胸に心電図、左手の甲に点滴を繋いだ状態で、縛られてはいなかったが、身動きは取れなかった。脂肪腫のあった場所には少しの違和感があったが痛みや痺れはゼロ。未だに医者からは何も言われていないが、うまくいったのかな。横には母親がおり、いくらか話をしたが、まだ麻酔のせいで頭がボーッとしており、こちらも何を話したか思い出せない。そのうち、母親は帰った。時間は、17時半ぐらいだった。
 何度か看護師さんが来て色々と説明をしてくれて、20時ぐらいに心電図と血圧測定と酸素濃度測定の機械が取れた。左手の甲に刺された針はまだそのままで、点滴は数日にわたって行われるので、はずすことはできないらしい。
 21時台に、延食扱いで、おむすび(2個)、味噌汁、果物が貰えた。果物はバナナだった。食べようと体を起こすと、軽い眩暈のようなものと、体重がかかるせいか、患部に痛みを感じた。しかし、食欲の方が勝り、時間はかかったものの、完食した。おいしかった。
 食べ終わると、トイレに行きたくなったので、看護師さんを呼んだ。車椅子を持ってきてもらい、点滴を引き連れてトイレへ向かう。前日から思っていたが、トイレや入浴時に、大きな違和感を感じる。そこにあるものがない。失って初めて気付く大切なもの、という失恋者によくある言葉が思い出される。などと思いながら用を足すと、激痛。痛い痛い。めっさ痛い。でも出したら止まらない。止まらないから痛い。これはやばい。『グリーンマイル』のトム・ハンクスの苦悶の表情が浮かぶ。看護師や医者の話からすると、徐々に治るものだ、ということだが、これではトイレに行くのが怖くなる。
 と、最後に下の話でこの日はおしまい。テレビを見つつ『赤緑黒白』を少し読んで寝た。

 上から、痛み止めシール(術前)と点滴セット(術後)。術後の方がしわしわなのは、新手のスタンド使いのせいではなくて、針を固定するシールの影響。これを数日間つけたままの生活を送る。
痛み止め。

点滴。


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