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2005/12/01 (Thu) 橋本さんはカッツミーで。
『流星ワゴン』
読み終えました。確かに、もう少し年をとってから読んでいたら今よりもっと感じるものがあるのかもしれませんが、今でもいくらか考えるものがありました。

自分は自分と同じ年齢の父親に出会ったら、友だちになれるのでしょうか。正直、今自分と父親との間には溝があると思います。理由はいくつか考えられます。

小学生の頃、友だちの家に遊びに行っている時に、その家の洗濯籠が刃物でズタズタに切り刻まれるという事件が起こりました。こんなことを書くと逆に犯人のような雰囲気になってしまいますが、自分にはまったくそんなことをしたという記憶はありません。っつーか、やってません。でも、その友だちの母親は僕がやったと思ったらしく、まず学校に連絡が入りました。
翌日、授業が終わってから、僕は独り教室に残され、先生に問われました。『なぜあんなことをやったの?』と。もちろん僕は否定します。まぁ何と言おうとすぐに誤解が解けるはずはなく、『本当のことを言わないと帰れないから』とのこと。小学生にとってこの言葉は結構恐ろしいもので、いくらかは否定をし続けたのですが、外が闇に包まれた頃、僕は泣きながらごめんなさいと言っていました。しかしいくら理由を問われても、やってもないことの理由なんてわからないので、ただ泣きながら謝ることしかできませんでした。
家に帰ると次は両親からの取調べです。僕は親なら信じてくれるはずだと思い、本当のことを話しました。ですが、それを聞いた父親は『嘘をつく人間は最低だ』と呆れ果ててしまいました。僕も、父親にすら信じてもらえないのだとわかると、いつの間にか涙も流れてこなくなり、それ以上何も言えませんでした。
それから数日後に、家族で友だちの家に謝罪をしに行きました。もうその頃の僕は何も否定していませんでした。『○○だったの?』と聞かれて「はい」と答えるだけ。実に淡々と終わりました。そしてさらにいくらか経つと、その友だちは引っ越してしまい、それ以来何もなしです。

ただ単に普段の態度が悪く、信じるに値しない子どもだっただけなのかもしれませんが、最も身近な大人である親と教師に信じてもらえなかった僕は、どうすればいいのかわからなくなっていました。本当のことを紙に書いて命を絶てば信じてもらえるのか等とも考えました。でも、実際に死を目の前にすると恐怖で実行することができませんでした。そんなこんなで今僕は生きています。

また、自分は父親が尊敬できません。心の底から父親のような人間にはなりたくないと思います。心の底から父親のような家庭を築きたくないと思います。

でも、どんなに嫌っていても、父子なのです。そして、だからこそ自分と同じ年齢の父親に会ってみたくなります。20歳の父親はどんなことを思いながら生きていたのでしょうか。将来に何を見て生きていたのでしょうか。何を信じていたのでしょうか。こんなことを思っている未来の息子を見て何を思うのでしょうか。子育てを失敗したと思うんですかね。
さらに、自分と同じ年齢にまで育った未だ見ぬ子どもにも会ってみたいと思います。子どもが20歳になる頃自分は何歳なのかわかりませんが、その子どもは今の自分を見て何と思うのでしょうか。一番なりたくないと思ってる人間そっくりになっちまうよと鼻で笑われてしまうのでしょうか。いつか、人の親になった時に、またこの本を読んでみたいと思います。

うーん…こんなことをブログで書くのはどうなんでしょうかね。ここまで赤裸々に書いたら読んだ自分を知る誰かが親にこのことを言ってしまうんじゃないかとちょっと怖い感じがします。それは是非勘弁ですね。…心のどこかでは自分の知らないところで偶然にこの記事を読んで自分の気持ちを知ってもらいたいと思っているのではないかという気もしますが。まぁ、親はネットをしないんで誰かがちくらない限りこのことを知ることはないでしょう。

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